都会を離れて地方で気楽に暮らしたい。
北海道への移住って実際はどうなんだろう。
北海道移住の率直な意見や感想が聞きたい。地方でゆったりと暮らすことは実際に可能なのか知りたい。
自然の中で暮らしたいと思い、都会から地方移住をした私の経験と実際の感想についてシェアできればと思います。
一度くらいは都会を離れ、地方の自然の中で暮らしてみたいと思ったことはありますよね。
リモートワークが普及し、都会で生活する必要性が低いと考える人も多いのではないでしょうか。
本記事は地方への移住に興味がある人に向けて、良いとこ、悪いところを包み隠さずご紹介しますので参考にしていただけたら嬉しいです。
- 地方移住のメリット・デメリットが知りたい
- 地方移住をしようか迷っている人
- 失敗しない地方移住を考えている人
あなたは今の場所に住み続ける?
あなたは今の家にずっと住み続けますか?
リモートワークが可能となった昨今、インターネット環境とパソコンがあればどこでも仕事ができます。
今の仕事ではリモートワークは難しい。環境が変わるのは不安しかないかし、今のままでいるしかないかな。
リスクはあるかも知れませんが、リモートワークはメリットが多いです!リモートワークが可能になると通勤時間が下記のように計算ができます。
1年間の通勤時間を実際に計算します!
仮に通勤にかかる時間を往復1時間とすると・・・
月の出勤日数が22日、1年間(12か月)で計算してみると次の式になります。
1時間×22日×12か月=264時間
264時間÷24時間=11日
1年間だと約11日を通勤時間に使っていることになります。
11日間も休みがあったら普段いけないところに旅行も行けるじゃん!リモートワークができる仕事に転職したい!
通勤時間だけで年間に11日間も消費しています。リモートワークが可能な職場への転職にチャレンジする価値はあります。通勤するのが当たり前だと考えている人は考え方を改めてみてはいかがでしょう。
通勤時間に給料は発生しません。
地方移住のメリット
地方に移住した際のメリットについて解説します。
- 家賃が安い
- 新鮮な食材が手に入りやす
- 大自然の中で子育てができる
- 大自然ならではのレジャーが楽しめる
- 地域ごとではあるが補助金や支援金等がもらえる
家賃が安い
移住する地域によりますが東京に比べると家賃相場は3割から7割と考えてもらって良いです。
都会に比べると安いので以下のようなことも可能です。
- 古民家を安く買いとり、自分でリノベーションする。
- 新築で一軒家を購入する。
DIYが好きな人にとっては自分でリノベーションすることができるのはとても楽しいことですね。
また、理想の一軒家を建てるのに都会だと金銭的に…と思っている方は地方だと安く建てることができる可能性があります。
リモートワークで給料が変わらなければ貯金もできますし、生活に余裕が生まれます。
新鮮な食材が手に入りやすい
まず、都会に比べて地方は農作物や魚介類がとにかく新鮮で美味しいです!
地方によって手に入る食材は違いますが、その地方の新鮮な食材が手に入るのは間違いありません。
その地域ならではの旬の食材が新鮮な状態で安く手に入るのは嬉しいことですよね。
食べたら鮮度の重要性が分かると思いますよ。
私も実際に地方に住んで鮮度の重要性を身をもって体験した1人です。
都市圏では出回らない食材が販売されていたりしますので気になる地域がある人は足を運んでみるのも良いでしょう。
大自然の中で子育てができる
近くに山や海があり大きな公園があったりすると休日にはフラッと家族で出かけることもできます。
コンビニに行く感覚で大自然に遊びに行けるのも地方ならではのこと。
海、山、川と遊べる場所は沢山ありますし、子どもたちの学び場も多いでしょう。
都市部に比べて自然の中で遊べる場所が多いですし、人が少ないのでオススメです。
また、地方は水や空気が都市部に比べて綺麗です。
洗濯物も外に干せますし、水道の水も美味しく飲めます。
安心して子育てができるのも地方ならではないでしょうか。
大自然ならではのレジャーが楽しめる
登山はもちろん地方には大自然ならではのレジャー施設が沢山あります。
例えば…
- 登山
- トレイルランニング
- カヌー
- サップ
- 沢登り
- 川下り
- サーフィン
- 釣り
- スキー
- スノーボード
場所によっては歩いてすぐに行けてしまうこともあります。
都市部に比べて大自然を生かした遊びが豊富なのは間違いありません。
大自然で遊ぶのはとても気持ちがいいですよ!
地域ごとではあるが補助金や支援金がもらえる
国も東京への一極集中を分散させるため、「移住支援金」の支給を始めました。
2024年度までに地方移住すると最大200万円(起業すれば最大300万円)の補助金がもらえます。
これとは別に、独自に移住支援金を用意している自治体もあるので合わせて500万円以上の補助金を得られる場合もあります。
また家を新築すると補助金が出たり、家賃補助が出たりとお得な事が多いのでとても魅力的です。
詳しくは各市町村のホームページを確認しましょう。
地方移住のデメリット
地方には地方の、悪いこともあります。
- 仕事が限られる、収入が減る
- 車社会
- 不便
- 独自の人間関係
- 近所のつきあい
感じ方は人それぞれだと思いますが、ご紹介します。
仕事が限られる、収入が減る
リモートワークで仕事をしている人には関係のない話ですが、都市部に比べると仕事は少ないです。
農業や漁業、林業などの1次産業、製造など地方ならではの仕事が多いです。
私は地方移住し、林業にチャレンジしましたが腰を痛めてしまい、ドクターストップになってしましました。準備をしていても何が起こるか分からないからこそ、移住は慎重に進めましょう。
今では場所にとらわれないWeb系の仕事をしています。
収入が下がっても生活を成り立たせなければいけないので最初は大変です。
今行っている仕事をリモートで続けながら地方暮らしを進めることを強くオススメします。
車社会
地方は何をするにも車が必要と思ってもらって良いです。
駅の近くに住んだとしても電車は1時間に数本の場所もあれば、1時間に1本あればまだ良いという場所もあります。
私の場合は駅近物件で駅まで歩いて5分ですが買い物はほとんど車とインターネットを利用しています。
たまに友達とのランチなどでは電車を使って街で会うことがありますが基本は車移動です。
車の免許はもちろんですが、小さくても良いので車が1台あれば行動範囲も広がります。
リースという選択肢もありますので検討してみてはいかがでしょうか。
不便
市街地までは車で1時間、スーパーは近くにあまりなく24時間営業ではないことがほとんどです。
また、病院や銀行、郵便局も近くにあるとは限りません。
困った時はインターネットで調べることはもちろん、近所の人に手伝ってもらったり、教えてもらいながら生活するようになるでしょう。
豪雪地帯に住んだ時は近所の人に屋根の雪おろしの仕方や除雪の仕方など教えてもらいました。教えてもらえなかったら大変なことになっていたかも…今では本当に感謝しています。
人との繋がりや支え合いは重要で、都会にはないコミュニティと言えるのではないでしょうか。
独自の人間関係
田舎には独自の人間関係が存在する地域がまれにあります。(ない地域がほとんどです。)
都市部では近所との付き合いはあまりないと思われますが地方では人と人とのつながりが強いです。
良く言えば困ったときに助けてもらえるのですが、助けてもらったということは相手が困っていたら助けないわけにはいかないですよね。
そういった関係性が苦痛でなければ問題ありませんが、窮屈に感じる人は合わないかもしれません。
近所とのつきあい
田舎では近所付き合いが当たり前。
隣近所で顔を合わせるのは日常茶飯事です。
野菜をもらったり、あげたり困ったときはお互い様といったところ。
私も田舎出身ですがお葬式などがあると手伝いにいったり、手伝ってもらったりと昔の風習が残っていました。
若いうちは何でもできますが、年齢を重ねるとできなくなることもあります。
ですからコミュニティは大切にした方が良いでしょう。
人と接するのが好きな人なら上手に付き合っていけると思います。
相手が人なので良い部分でもあり、大変な部分でもあります。
地方移住に迷っているへ
「地域おこし協力隊」制度を使って地域を知る
「地域おこし協力隊」とは…
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住定着を図る取組です。
隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満となっています。
令和2年度で約5500名の隊員が全国で活動していますが、この隊員数を令和6年度に8,000人に増やすという目標を掲げています。
この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。
具体的な流れ
- 各自治体で募集している情報を確認する
- 募集している地方自治体に申し込む
- 選考(書類、面接等)があり、採用が決定
- 地方自治体から、委託状を交付され「地域おこし協力隊」として委託を受ける
- 現住所から採用先の自治体に住民票を移動し、地域おこし協力隊として活動を開始
新しく隊員になりたい方へ
一般社団法人 移住・交流推進機構(JOIN)では、全国の自治体の隊員募集情報を掲載しています。
また、隊員希望者が自治体からのスカウトを受けることのできる「地域おこし協力隊員希望登録マッチングシステム 」がございますので、是非ご活用下さい。
≫ オススメのサイト
→ 地域おこし協力隊
地方移住を失敗しないために・・・
せっかく行動に移して移住したのに、失敗だったとなればガッカリするでしょう。
失敗を避けるために次のことを意識しましょう。
- もう一度よく考えてみましょう
- 何度も足を運んでその地域について知りましょう
- どこでも楽しみを見つけて楽しめる力が大事
もう一度よく考える
地方移住は向き不向きがありますし、生活のスタイルもがらりと変わります。
引っ越しをするにもお金がかかりますし、慣れるまでにも時間もかかります。
本当に地方移住して人生が豊かになるのか改めて考えてみましょう。
何度も足を運んでその地域について知る
いきなり引っ越しをして生活を始めるのは無謀です。
何度も足を運んでその地域を見て、感じてから判断しましょう。
実際にその地域に住んでいる人から話を聞いたり、移住体験に参加してみるのも。
多くの判断材料を集めて、じっくり判断しましょう。
1週間の移住体験などを実施している自治体もありますので有効に使ってみてはいかがでしょうか。
地方移住に向いている人は?
どんなことでも楽しめる人や楽しみに変えられる人は地方移住をしても楽しく暮らしていけます。
都会に比べて地方は明らかに不便で足りないものが多いです。
ですが、都会にはないおどろきや発見が沢山あります。
それを持ち前の性格や探求心で面白いと捉えて向き合っていける人は強いと思います。
良いことも不便な事も含めてその地域の良さとして受け入れながら自分の人生を楽しめる人が地方移住を有意義なものにできるでしょう。
6.最後に・・・
地方移住と言っても移住先や個人の感じ方で意見は様々です。
自分が良いなと思った地域には何度も行ってみましょう。
地方には都会にはない魅力が沢山あります。
人によって良いと感じることと悪いと感じることが違いますので答えはあなた次第です。
大切なことはあなたにとって地方移住が「暮らしを豊かにする選択」かどうかということです。
じっくりと考えてみてください。
今回は以上です。
他にも記事を書いていますので参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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